株式会社東急百貨店
HINKA RINKAアプリ
※ご担当者様および部署名は導入当時(2016年)
- 道明様
株式会社東急百貨店
HINKA RINKA 銀座 店長 - 須崎様
株式会社東急百貨店
MD企画部 デジタルメディア部
※ご担当者様および部署名は導入当時(2016年)
貴社ではすでに「東急百貨店アプリ」を2013年より展開されていらっしゃいますが、今回さらに新たなアプリの導入に至ったのはなぜでしょうか。
東急百貨店は東急電鉄沿線のみに出店してきましたが、今回新たな試みとして沿線外の銀座という土地に「東急プラザ銀座」がオープンし、その一画に、まったく新しいセレクトストア「HINKA RINKA」を出店する運びとなりました。
既存の店舗ではすでに東急グループのポイントカード会員を募っており、それが有効なリピーター獲得手法として確立されていましたが、馴染みの無い銀座では従来の手法では不十分であると判断し、新たな会員向けサービスを検討した結果、ポイントカードとは全く別の会員向けサービスをアプリで展開することが戦略上必要不可欠との判断に至りました。
「SMART会員証」を選ばれたのはなぜですか。
新規でアプリを導入することが決定してから新店舗開業までわずか4ヶ月足らずしかなく、その制約された期間の中で、次のような当社の実現したい課題をクリアしつつ高品質な店舗アプリをご提供頂ける企業を探していました。
これらの課題に対し複数の企業に相談したところ、各社から様々な内容・金額の提案をいただきましたが、ネットドリーマーズさんの提案が次の点において当社の要件に最もマッチしていると判断しました。
ポイントの発行方法がシンプルかつリーズナブル
ポイントの発行というと、POSレジ連携や専用機材の導入といった方式が一般的ですが、今回の場合、期間やコストの面からこれらの方法は現実的ではありませんでした。その点、ネットドリーマーズさんの提案は、店舗スタッフが携行するタブレットをポイント発行端末として活用できるので、新たな設備投資を抑えることができ、かつ、アプリとの親和性が高いという点が魅力的でした。
ソフトウェア製品の実績が豊富
白紙の状態から短期間でアプリを完成させるには、スクラッチベースの開発や、簡易的な構築サービスでは難しいと感じていました。その点、ネットドリーマーズさんはSMART会員証以外にも、CMS/CRM製品や自社のBtoCビジネスにおいての実績が豊富でした。また、コアとなる機能が全て揃っている状態から「HINKA RINKA」固有のニーズだけをカスタマイズするだけで良かったので、完成形のイメージを早い段階でつかむことが出来ました。
カンタンな管理画面
会員管理や集計分析のCRM機能や、アプリへ情報を配信するCMS機能が充実しており、画面も使い易そうな印象でした。
デザインの自由度
クラウドサービスであるにも関わらず、細かいオーダーにも対応可能でした。特に「HINKA RINKA」は「品格」と「凛」をコンセプトとして打ち出すなどブランドイメージを非常に大切に考えており、それを実現できるデザイン自由度の高さも選定のポイントでした。
店舗オープン・アプリリリースから間もないですが、すでにどのような効果がありましたか。
また今後、どのような効果を期待していらっしゃいますか。
店舗オープンからアプリ利用者数は順調に増え続け、アプリ利用者における購入率は55%まで達しました。
ポイントの設定が非常にきめ細かく出来るので、たとえば、ゴールデンウィーク期間中はポイント付与率を通常の2倍に設定し、さらにそれをプッシュ通知で告知したところ、通常の週末と比較して最大144%の集客が実現できました。
「雨の日ポイント」機能などの集客施策をタイムリーに実施出来るようになりました。
お買い上げ時だけでなく、「ご試着」や「ご来店」でもポイントを発行する事ができるので、アプリをきっかけに接客機会が創出されました。
今後の展望についてお聞かせください。
お客様と販売員にストレスを感じさせず、アプリの利用を習慣化してもらうことが最も重要だと考えています。
そのためには集計分析機能をさらに積極的に活用し、従来では実現が難しかった販促戦略を実現させることで売場へそのメリットを還元したいと考えます。
さらにテナント別にポイント発行数を競い合わせて、定常的な会員獲得の仕組みを確立させたいです。
今後は他店での導入も視野に入れつつ、既存のクレジットカード会員との情報連携など、より効果的な販売促進策が実施できるよう機能を強化していきたいです。
企業名 | 株式会社東急百貨店 |
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URL | https://www.tokyu-dept.co.jp/ |
設 立 | 大正8年3月7日(1919年) |